■NEWS

2016 / 07 / 10  11:43

【メディア掲載】柏市民新聞に代表渡辺が寄稿しました。

(柏市民新聞 2016年7月8日 あけぼのNO.475)

 

起業家教育で地域に活力を
渡辺 裕二

 

「自分に価値がない。」と思っている高校生の比率は65%を超え※(財団法人日本青少年研究所「高校生の進路と職業意識に関する調査」平成25年年3月)、自己肯定感を持てず、将来の夢を描けない若者が増えていると聞きます。少子高齢化が進行し、先行き不透明な日本社会において、大変ゆゆしき問題です。

 

安倍政権では「一億総活躍社会」を掲げ、女性や高齢者を含めたみんなが活躍できる社会を目指めざすとしておりますが、中一番注力し期待するべきは、次代を担う若者たちではないでしょうか。

 

私たちは、そんな想いに同調したKOILKOILを拠点とする私たちベンチャー起業家の有志連合で「高校生向け起業体験プログラム~高校生・夢マルシェ~」を起ち上げました。

半年間、全8日間のプログラムで、実際に起業するまでの過程を学んでいただ頂きます。具体的には、「起業家講演」「高校生の為の経営学」などのレクチャーのほか他に、高校生発案のアイデアを、企画事業として実際のイベントで出店するという「疑似起業体験」で具体化するまで行います。

 

私たちは、この「実際にやってみる」という過程が重要だと考えており、経験(成功か失敗かは問わず)を通じて、参加する生徒には、自らの存在価値を感じ取って頂いただき、また、たくさんの起業家や社会人、街の住民との接点を通じて、将来やりたいこと、”夢”を見みつけてほ欲しいと思っています。

 

これは高校生に与えるだけでは無なく、私たちベンチャー起業家も、ここから学んでいくべきです。何故なぜならば、参加する生徒者は、10~20年後に日本を担う中心世代であり、消費のリーダー世代。従って、10~20年後に、まだビジネスを継続したいと思う経営者であれば、彼らの価値観から学び、新たな仕掛けを考えていく、そんな準備が当然に必要だと考える為ためです。

 

現在、”柏発”の本プロジェクトは、柏市・鎌ヶ谷市で2クラスの同時開催を行っしており、参加生徒の参画意識、満足度は非常に高く、これからが楽しみです。この起業体験プログラムを、若者を応援し、且つ、地域経済も活性化していけるような、そんな取り組みに育てていくこと事が、”私の“夢”です。(株式会社アールワン・プロフェッショナル代表取締役)